プロの造り手として

後で無駄な費用がかからないリフォーム提案とは、
『後々の事も考えた上でお客様の事を本当に考えた提案』のことです。

他の会社でリフォームをして間もない方から、こんな相談をうけたことがありました。

「1年前にマンションを購入して、他のリフォーム屋さんで、キッチン、ユニットバス、トイレ、洗面化粧台などの水廻りとフローリングの張り替えを行ったのですが、どうも床下で漏水しているようなので、確認してもらうことはできませんか・・・」


そのような電話をもらい、私はすぐに現場を確認しに行きました。
現場に着いてお客様に確認したところ、「どうもキッチンの下辺りから漏水しているようです」とのこと。そこでキッチンをみせてもらうと、床下の点検口がついていなかったので、せっかくキレイにしてもらったフローリングですが、一度フローリングを剥がして、漏水個所を特定する必要があると説明を致しました。

フローリングを剥がして、漏水個所を確認したところ、なんと給水管が古いまま再利用されていま した。築20年経つ中古マンションを購入したお客様が水廻りのリフォームと床のリフォームを検討しているなら「どうしてその時に、給水管や給湯配管等も新しいモノに交換した方がよいですよ」という提案をしなかったのか私は疑問に思いました。

お客様にその旨を聞いたところ、業者の人は給水管と給湯配管を再利用することについては何も説明がなかったそうです。

私達からすれば、築20年も経つマンションの全面リフォームを行うのであれば、給水配管や給湯配管の入れ替えはお客様に対して説明するべき事項であり、プロであるならば必ず提案しなければならない工事の1つだと思っております。

タムケンでは、このようなことがないように常日頃から、後で無駄な工事が発生しないリフォーム提案をさせて頂いております。