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アスファルト防水とは、合成繊維不織布にアスファルトを含浸・コーティングしたアスファルトルーフィング類を貼り重ねて、コテを使ってコンクリートなどで仕上げる防水のことです。

2層以上のルーフィングを積層することにより、水密性・耐久性に優れた防水層が得られます。

耐用年数は、コンクリートで押さえている場合で20年、押さえていない場合で15年くらいです。

主に学校やビルなどの屋上で採用される防水工事です。

施工には、強烈な臭いが生じる為、近隣などへの配慮が必要です。

シート防水は、厚さ１．２ｍｍ〜２．５ｍｍ程度の 塩化ビニルまたは合成ゴムのシートを、防水工法シート状に成型し、接着剤で下地に貼り付ける防水工事で、代表的なシート防水には、ゴムシート防水と塩化ビニルシート防水があります。

耐用年数は、ゴムシート防水で13年、塩化ビニル防水でも13年くらいです。

主にマンションの屋上などで採用されます。近年では、アスファルト防水の強烈な臭い等を考慮して、屋上ではシート防水を採用する企業も多くなっております。

耐用年数や近隣への配慮等を考慮した上で、材料を選ぶことが大切です♪

ウレタン防水工事は、ウレタンゴム系、アスファルト系等液状の塗膜防水材を混合して、コテやへラなどを用いて塗り重ね、不織布やガラス繊維で補強積層し連続的な膜を形成する工法です。

塗るだけで防水層を形成する材料を使用する工法です。

耐用年数は10年くらいです。
主に戸建てやマンション等のベランダ部分に使用されます。

価格が最もリーズナブルな防水です。

FRP防水は強度が大きく耐久性に優れた繊維強化プラスチックを防水分野に応用した工法で軽量かつ強靭で耐水性に優れています。

また、ジョイントがなく強度が高いため、歩行性に優れています。

耐用年数は13〜15年くらいです 。

主に、団地の浴室や屋上などで使用されます。

FRP防水の表面は、ものすごく硬化しますので、固いモノを思いっきり落としたりするとヒビが入ってしまうこともあるという問題点もありますが、どこで使用しても比較的問題がないという優れモノです。